2026年8月3日月曜日

2026年 夏季休業のお知らせ

こんにちは木工定食です


2026年の夏季休業のお知らせです

8/11(火)〜  8/16(日)


よろしくお願いいたします




伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年7月30日木曜日

引き戸が重くなる意外な原因

こんにちは木工定食です

湿気の多い季節建具の調子はどうですか?


暑い日が続いてますが

夏や梅雨時は湿度も高いので建具の動きにも影響が出る季節でもあります

湿度の関係で木に多少反りが出ることで引き戸などは

摩擦の抵抗が増えると急に動きが重くなったりします


戸車を使った引き戸はとても軽い動きですが

動きが重くなる原因には戸車の破損意外に

戸車に埃や髪の毛ペットの毛が絡みついている場合もあります

おそらく扉を外す事はほぼないと思うので

動きが重たくなった際には一度戸を外して

戸車やレールに埃が詰まってないか見てみるのもメンテナンスとしては

簡単に改善するポイントです


稀に戸車の材質によっては樹脂の劣化により割れてしまっている事もあります

この場合は戸車を取り替えないとスムーズな動きに戻りません

ホームセンターでも売っているので形状を確認できれば

同じ物を手に入れる事も可能ですね

ちなみにレールの種類によって3種類くらいあります


また建具がレールに擦れたまま使いにくいけど使っていると

レールを痛めてしまったり建具本体が壊れてしまたりするので

少し調子が悪いかな?と感じたら戸車部分などを一度確認する事をお勧めします


分からない時はご連絡いただければお伺いしますので

お気軽にご相談ください

伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした




2026年7月21日火曜日

Rの腰パネル

こんにちは木工定食です

裏側のお話しになります先日Rの腰パネルの製作をしました
Rに曲がった家具の製作はこんな感じで下地が入っています
家具なので柱になる部材は細いですが
基本的には建築のR壁と構造は同じ様な作りになります


柱を100ピッチ位に並べて固定その後
曲げベニヤを貼っていきます
上の画像で1200R位の下地が出来上がりました



伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年7月17日金曜日

デッドスペースの有効活用

洗濯機の上空いたままになっていませんか?

それ「もったいないスペース」

収納に変える家具のご提案





毎日使う洗面所。

洗濯や身支度など、一日に何度も使う場所だからこそ

「もう少し使いやすければいいのに」と感じることはありませんか?

実際にお客様のお宅へ伺うと、相談受けるのが洗濯機の上の空間です。


洗濯機の上は大きく空いている事が多良いです

市販のラックを置くだけでもスペースの有効活用になります

しかし規格の物では寸法がいまいち無いと言う事で製作の相談をいただく事があります

とはいえ人によって求めている大きさは様々です

箱型の扉付きの収納棚を依頼いただく場合もありますし

ちょっと置くだけの小さな棚板一枚を相談いただく場合もあります



オーダー家具だから、暮らしに合わせられます

オーダー家具の良いところは理想通りのサイズで製作できます

例えば、

・洗濯機のサイズに合わせる

・窓をふさがない高さにする

・洗剤が取り出しやすい棚の高さにする

・タオルを収納しやすい奥行きにする

・洗面所の雰囲気に合わせた色や素材を選ぶ

ご家庭によって使い方は違います。


だからこそ、一つひとつの暮らしに合わせた収納をご提案できるのが

オーダー家具ならではの選択かと思います



伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年7月10日金曜日

木工用ボンドにも影響が出てきました

木工用ボンドにも影響が出てきました



ここ数ヶ月、ニュースでは原材料価格の高騰や物流の混乱
国際情勢の変化などを耳にする機会が増えました
私たちの仕事でも、その影響を感じる場面は少なくありません


特に塗装に使うシンナーや塗料については以前から
「入りにくくなった」「納期がかかるようになった」
という状況を問屋さんから伺ってました

実際、私たちもシンナー関係については早めに注文したり
在庫を確認したりしながら仕事を進めています
そのため、「影響があるのは主にシンナーを使っている材料かな」
という印象を持っていました

ところが最近になって木工用ボンドも同じ様な状況になってきました
家具や建具を製作するうえで、木工用ボンドはなくてはならない材料です
木材同士を接着するために使うごく当たり前の材料です
そのボンドまで以前のようにスムーズに入荷しないケースが出てきました

もちろん、すべての製品が品薄というわけではありません

ただ、メーカーや種類によっては納期が長くなったり
「次回の入荷時期がはっきりしない」という案内を受けたりしてます

正直なところ、「ボンドまで影響が出るようになったのか」と驚きました
木工用ボンドは身近な製品なので
ホームセンターなどで見かける機会も多く
「いつでも手に入るもの」というイメージを持たれている方も多いと思います
私たちも以前はそう感じていました

しかし実際には、ボンドもさまざまな原材料から作られています
その原材料の調達や製造、輸送など
多くの工程を経て私たちの手元に届いています。
そのため、世界のどこかで物流が滞ったり、原材料の供給が不安定になったりすると
日本のものづくりにも少しずつ影響が出てきます
普段はあまり意識することのない木工用ボンドですが
こうして現場で変化を感じると
「本当に世界はつながっているんだな」と実感します
家具や建具づくりというと、木材ばかりが注目されます
もちろん木材は主材であり数年前はウッドショックなどと言われてました

しかし実際には、ボンド、塗料、金物、ビスなど
一つひとつの材料がそろって初めて製品を完成させることができます

そのどれか一つでも手配が難しくなると
製作全体に影響が出る可能性があります
だからこそ最近は「必要になってから注文する」のではなく
「少し早めに準備する」という意識が以前よりも大切になってきました
これは木工用ボンドに限った話ではありません

今後も状況がどう変化するかは分かりませんが
現場では少しずつ「当たり前」が変わってきているように感じます

こんな話を書いてますが、お客様に過度なご心配をいただくような状況ではありません
私たちも材料の情報を確認しながら、必要なものは早めに手配し
できる限りこれまでと変わらない品質と納期でお届けできるよう努めています

こうした変化は、普段お客様からは見えない部分かもしれません

しかし、ものづくりの現場では日々さまざまな工夫を重ねながら
一つひとつの家具や建具を製作しています

今回、木工用ボンドの入荷状況を通して改めて感じたのは
「ものづくりは世界とつながっている」ということでした

ニュースで見る出来事が、遠い国の話ではなく
毎日使うボンドや材料にも少しずつ影響を与えている。
そんな時代だからこそ
一つひとつの材料を大切にし、無駄なく、丁寧なものづくりを続けていきたいと思います。
これからも現場で感じた変化や、家具・建具づくりの裏側について
皆さまに分かりやすくお伝えしていければと思います。

伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年7月3日金曜日

夏の日差しをやさしく取り込む 障子を新しくするメリットとは

こんにちは木工定食です
先週は台風7号、8号が連続で来たり
来週も同じようなルートで台風が来そうなので
今年は台風の多い年になるのでしょうか?
大きな被害がない事を願っております

梅雨らしい季節とも言えるかもしれませんが
夏到来前に障子紙張り替えのご案内です


夏こそおすすめ!

障子の張り替えで快適な住まいづくり

伊豆の国市で障子の張り替えをご検討の方へ



「障子が破れたままになっている」

「紙が日に焼けて黄ばんできた」

「張り替えようと思いながら、何年か後回しになっている。」

このようなお悩みはありませんか?


障子の張り替えというと

年末の大掃除やお正月前に行うイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、実は夏は障子の張り替えに適した季節のひとつです。

今回は、なぜ夏がおすすめなのか

障子を張り替えることで得られるメリットについてご紹介します。



障子は見た目だけではありません

障子には、部屋を明るくしながら外からの視線を和らげる役割があります。

また、直射日光を柔らかい光に変え

室内を落ち着いた雰囲気にしてくれる日本ならではの建具です。

さらに、障子紙は光を拡散するだけでなく

夏の強い日差しをやわらげる効果もあります。

普通紙の他樹脂シートと障子紙でできた破れない強化紙など

機能性に優れた商品も多くなっています。

毎日目にする建具だからこそ、新しい障子紙に張り替えるだけで

お部屋全体が明るく感じられるようになります。



夏の張り替えがおすすめな理由

梅雨が明け、本格的な夏を迎えるこの時期は

障子紙を貼った後の乾燥が比較的早く

仕上がりも安定しやすい季節です。


また、お盆にはご家族や親戚、ご友人が集まるご家庭も多いのではないでしょうか。

お客様を迎える前に障子をきれいにしておくことで

お部屋全体が清潔で明るい印象になります。

「来客があるから障子もきれいにしておこう。」

そんなきっかけでご依頼いただくお客様も少なくありません。


こんな症状は張り替えのサインです

次のような状態になっていたら、張り替えをおすすめします。



破れや穴が開いている

黄ばみや黒ずみが目立つ

たるみやシワがある

以前張り替えてから5年以上経っている

桟(さん)の汚れが目立つ


「まだ破れてないし」とそのままにしていると

お部屋全体が少し暗く見えたり、古い印象になってしまうことがあります。

障子一枚変わるだけでも、和室の雰囲気は驚くほど変わります。


ご自身で張り替える?それともプロに依頼する?

最近ではホームセンターでも障子紙や道具が販売されており

ご自身で張り替える方もいらっしゃいます。


一方で


紙がシワになってしまう

桟にきれいに貼れない

古い紙をはがすのが大変

枚数が多く時間がかかる


といった理由から、途中で断念してしまうケースもあります。


また、障子本体に反りやガタつきがある場合は

紙を張り替えるだけではきれいに仕上がりません。


プロに依頼することで、障子の状態を確認しながら必要に応じて簡単な調整も行えるため

見た目だけでなく使いやすさも改善できます。



伊豆の国市周辺で障子の張り替えならお任せください

当社では、障子の張り替えをはじめ

襖や木製建具の修理・調整なども承っております。


「一枚だけ破れてしまった」

「何年も張り替えていない」

「古い障子なので直せるか分からない」

といったご相談も多くいただいております。


お住まいの状況やご希望に合わせて

一般的な障子紙から破れにくい強化障子紙まで

ご要望にあわせてご提案いたします。


伊豆の国市を中心に、伊豆市、函南町、三島市、沼津市など静岡県東部エリアで

障子の張り替えをご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。


障子は毎日目にする建具だからこそ

張り替えるだけで住まいの印象が大きく変わります。

今年の夏は、お部屋を明るく気持ちよく過ごすために

障子の張り替えをしてみませんか。






伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした













2026年4月2日木曜日

障子を衝立にリメイク

こんにちは木工定食です

障子のリメイクのご紹介です
普段障子の張り替えで昔の障子を目にしていますが
今回お伺いしたお宅の障子は初めて見るデザインでした
長年住まわれていた実家の建て替えにあたって少しでも残していきたいとの事で
障子を衝立式にリメイクする提案をさせていただきました

ベースは長方形の枡組の中に曲木が収まっています
曲げ木はテンションかけて挟まっているのですが紙を剥がしても結構しっかしてました
指でずらすと擦れるので各所接着剤を入れて補強しました
とりあえず唐格子で使う予定ですが後からワーロン、障子紙などで貼る事ができます
床に当たる部分は端部を少し加工し足の形状を加工してあるので
置いた時の座りも安定してます


家の建て替えの際にご相談いただく事は多々あります
既存の物を手を加えて行くので物によっては手間の掛かる内容になったりしますが
一度お見積もりさせていただいてます
御気軽にご相談ください

伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年3月30日月曜日

円筒の什器制作

こんにちは木工定食です

いつもとは少し違う円筒の製作をしましたのでご紹介です
制作したものは直径2.4m × 高さ80cm 程の木製什器です
表面の仕上げはメラミン化粧板です
全体が4分割になっているのですが連結はボルトで行っています


Rの曲げには限度がありますがこのような形状も木製で可能です
今回のRは余裕で曲がる寸法で綺麗に仕上がりました


伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年3月27日金曜日

下駄箱を収納家具へリメイク

こんにちは木工定食です

少し間が開きましたがリメイクのご紹介です

今回は下駄箱を室内で使用する収納家具にします

ご自宅の建て替えの折に家具をお預かりして作業させていただきました

おそらくですが40年くらい前位の下駄箱です

思い入れがあるので使い直したいとのご相談です


用途は室内での使用になるので

とにかく下足箱を洗浄する事と内部を新調する事をご提案させていただきました

外装はそのままで内部は新品の方が気持ち的にも良いものです





内部を新調するのですが化粧板を貼るだけでは既存のベース材が劣化してるので

内部に新たな箱を新調して入れ込みました

施工のイメージは今感じで作業のしかたもこのままって感じです


まずは少し分解して念入りな洗浄を繰り返してから作業に入りました


という事でいきなりですが箱を入れ込んだ仕上がり画像です
既存の突板おそらく欅材に近いメラミン化粧板で仕上げました
内部の棚は可動棚にしてます
最後の仕上げに既存の面材が現れてれいる部分は全て
クリア塗装で仕上げてます
クリアだけですが水シミや艶が蘇って綺麗になりました
また突板なので削り込めないので小さな傷はそのままですが
この辺が雰囲気を出していて良い感じに仕上がりました


扉も再塗装した事で良い感じの雰囲気になりました




伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年1月26日月曜日

旅館さんからのご相談も受け付けております

こんにちは木工定食です

旅館さんからの依頼も賜っています


今日はちょっとしたご案内です

弊社は個人のお客様からの修理、調整の依頼もお受けしておりますが
同じ様に近隣の施設、旅館さんからも直接電話でご相談いただく事があります
内容は主にメンテナンス、修理的な事が多いです
問題なく対応させていただいているのですが

基本的には普段付き合いのある設計事務所さんや建設会社さんが
いらっしゃればそちらにご相談をしていただいた方がいいですよとお話ししています
なぜかというと今までの修理歴や建物の状態を把握していたりするので
元請けさんに相談すると話が早いと思います

近場では伊豆長岡温泉があるので数軒お世話になっている旅館さんがあります
内容は一般の住宅のお客様と変わらず
障子紙の張り替えから金物の不具合による取替など行なっています

ただ突発的な要望ですと予定が組めれば迅速に対応しておりますが
なかなか予定が合わない事もありますので
不具合など感じ始めましたら早めのご相談をお勧めいたします

お気軽にご相談ください

伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

055-949-2039

2026年1月21日水曜日

最近の建具の使われ方について

こんにちは木工定食です

建具屋の製作するドア、引き戸のイメージってありますか?
多くが障子や襖など和のイメージが浮かぶ方が多いと思います
実際は和風洋風関わらず製作してます

ここでイメージに浮かびやすい和の建具について考えてみました
昔は日本家屋というと自動的に障子、襖という造りが多く
選択の余地がなかったのではないかと思ってます


障子は今「イケてる」のか?


ここ数年有名建築家やデザイナーの写真に
障子を取り入れた空間が映っていたりします
流石にイケてる感じで取り入れられてます

障子というと「和室にあるもの」「実家っぽいもの」

そんなイメージが強かったと思います。


障子は「仕切り」ではなく「装置」になった


従来の障子は部屋を区切る、視線を遮るためのものでした。

ところが最近の設計では、

障子は空間をコントロールする装置として使われています。

文字だけだと似ている様に思えますが

演出的な要素として取り入れられている気がします

光を柔らかく拡散させる、奥行きをつくる

空間の輪郭をぼかす


壁でもガラスでも無いちょうどいい曖昧さ

今の住宅デザインに取り入れられている気がします


デザイン視点で見る、障子の印象


設計事例の写真を見ると決して和風だからという印象は受けません

どちらかというと柔らかさ、曖昧さを

周辺の素材と組み合わせて空間を魅力的にしています

これは障子は「和」の演出ではなく

空間の質を高めるための要素として使われています。


障子が持つ「柔らかさ


デザイン的に注目されがちですが

障子は機能面でも優れています。

直射日光をやわらかくしたり昼と夜で表情が変わる

視線は遮るが、気配は伝える


この「完全に遮らない感じ」は現代の住宅で求められている

心地よい距離感と通ずる面が多いのではないでしょうか




伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年1月19日月曜日

番付表の額製作

こんにちは木工定食です

今回は今までで初めての製作物で

大相撲の番付表を飾る額の製作

をさせていただきました

大相撲の毎場所発行される番付表
画像なので目にしたはありましたが
実施手にして拝見することは初めてでした

番付表は飾ったりすると縁起が良いそうですね

少し調べてみると普通の四角いフレームで出来たタイプや
『入』の字をモチーフにした形状のタイプがあります
四角いフレームタイプだと既製品で事足りてしまいそうなので

『入』のタイプで壁掛けを考慮した仕様と
オリジナルの形状のタイプの2パターンで提案させていただきました


定番スタイルとオリジナルという括りで考えてみました

選んでいただいたのは右のオリジナルタイプに決めいただきました
個人的には自分もこのタイプが気に入っていたデザインになります
アイコンとして強く示したい場合だと入タイプかなと思ってたので
どちらを選んでいただいても大丈夫という思いでしたが
オリジナルの方が個人的に思いが乗っています

このタイプは規格品では見ることも無いので
オーダーで造るならではという路線です
シンプルでありながら日本や社を彷彿させるデザインかと思います
という事で結構自分でも気に入っていたデザインなので
こちらを選んで頂けて嬉しかったです

材料は今は入手できないと言われている台湾桧を使用しました
ガラス部分はアクリル板を入れてます
框組の外枠に20ミリの額縁を被せています
取り外しは裏の留め具で普通の額と同じ様な造りにしています

飾る場所はピクチャーレールがある環境なので
上部にフックを掛けれるカンをつけました





奥行きは絵の額より掲示面が前面に来る様な寸法で造りました
番付表は字も細かかったりするので
枠の縁から奥まらない方が迫力が出ます
実際番付表を入れてみるとイメージ通りにできた感がしました
本体の仕上げはワックスを塗って自然な仕上げにしています


今回は初めての製作物で貴重な経験になりました
ありがとうございます


伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年1月9日金曜日

飾り額 ウォールナットとチーク

こんちは木工定食です

カレンダーを飾る額を製作しました



基本的にお任せという事で製作させていただきました
外周の枠は無垢材のチークで製作してます
こだわりポイントとしては正面側に板目が出るようして
枠の内側、外側共R面を加工してます
板目の木目がR形状に繋がっていくのが個人的に好きです

もし柾目を正面に持ってくるならR面は取らないで
直線のイメージでカチッとした方が
柾目が生きてくるような気がしてます
ここは主感なのでただ好きってだけです

バックの板はウォールナット突板の柾目です
この辺もバックの柾目とメリハリを付けたかったので
枠のチークは正面を板目にした要因にもなってます



仕上げは艶消しのウレタンクリアです
木肌の質感が出る様にオープン仕上げにしてます


塗装はしてますがナチュラルな仕上がりになりました



伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした

2026年1月8日木曜日

欄間障子を後から付けました

年も明けて2026年になりましたね
本年もよろしくお願いいたします
木工定食です

前回の投稿からしばらく開いてしまいましたが
年末は恒例の障子の貼り替えや急な金物の取り替え等色々ありました
ブログに掲載できない製作物もあったりといろいろでしたが
無事終える事ができてました

そんな中から住宅の中にある実用的な案件のご紹介になります

欄間に障子を後から取り付けました


座敷の欄間にはいろいろありますが
彫刻された板や空間が開いている設えの欄間を取り入れた座敷は多いいです
欄間障子が入れてある場合はいいのですが
この空間があると空調が効きにくいです
今回は空間の空いた欄間に障子を取り付けました

築40年ほどになるそうですが
来客がある際は和室に泊まってもらう事があるそうで
冬も夏もエアコンが効きにくいという事から相談いただきました
実際板で欄間の部分を塞いでおられました



裏側は楔を入れてあり
建具の入る溝の付いた敷居と鴨居部材はありません
採寸したら奥行きに障子1本入る奥行きがありました
FIX形式で欄間に障子を入れる事になりました


そして施工後がこちらです
裏側からの写真を撮り忘れましたが
障子の上下に鴨居と敷居になる溝を加工した部材を取り付けてます
裏から見ても自然な仕上がりです
施主さんにも満足していただき
もっと早めにやれば良かったと言っていただけました
と工事は終わったのですが

欄間ってなんであるのかな?個人的に思ったわけです
単純に見た目だと薄々思っていた程度でしたが
ちょっと検索してみました
機能的には採光と換気の役割で設けていたそうです
こちらのお宅も全体的に風通しが良く造られているようで
夏場はよく風が通るとお話を伺いました
確かに30年ほど前は夏場の夜はエアコン無しで寝てたなと思いました
窓開けっ放しで寝てると朝方肌寒くて
喉痛くなっていた事もあったなと思い出しました

近年は夜もエアコン掛けないと寝れませんよね
気候が変わって今では空間の空いた欄間は
効率的で無くなってしまったようです


伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした