2026年1月8日木曜日

欄間障子を後から付けました

年も明けて2026年になりましたね
本年もよろしくお願いいたします
木工定食です

前回の投稿からしばらく開いてしまいましたが
年末は恒例の障子の貼り替えや急な金物の取り替え等色々ありました
ブログに掲載できない製作物もあったりといろいろでしたが
無事終える事ができてました

そんな中から住宅の中にある実用的な案件のご紹介になります

欄間に障子を後から取り付けました


座敷の欄間にはいろいろありますが
彫刻された板や空間が開いている設えの欄間を取り入れた座敷は多いいです
欄間障子が入れてある場合はいいのですが
この空間があると空調が効きにくいです
今回は空間の空いた欄間に障子を取り付けました

築40年ほどになるそうですが
来客がある際は和室に泊まってもらう事があるそうで
冬も夏もエアコンが効きにくいという事から相談いただきました
実際板で欄間の部分を塞いでおられました



裏側は楔を入れてあり
建具の入る溝の付いた敷居と鴨居部材はありません
採寸したら奥行きに障子1本入る奥行きがありました
FIX形式で欄間に障子を入れる事になりました


そして施工後がこちらです
裏側からの写真を撮り忘れましたが
障子の上下に鴨居と敷居になる溝を加工した部材を取り付けてます
裏から見ても自然な仕上がりです
施主さんにも満足していただき
もっと早めにやれば良かったと言っていただけました
と工事は終わったのですが

欄間ってなんであるのかな?個人的に思ったわけです
単純に見た目だと薄々思っていた程度でしたが
ちょっと検索してみました
機能的には採光と換気の役割で設けていたそうです
こちらのお宅も全体的に風通しが良く造られているようで
夏場はよく風が通るとお話を伺いました
確かに30年ほど前は夏場の夜はエアコン無しで寝てたなと思いました
窓開けっ放しで寝てると朝方肌寒くて
喉痛くなっていた事もあったなと思い出しました

近年は夜もエアコン掛けないと寝れませんよね
気候が変わって今では空間の空いた欄間は
効率的で無くなってしまったようです


伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした