こんにちは木工定食です
今日は映画や物語に出てくる扉、引戸の役割について思った事を
私たちが日々向き合っている「扉」や「引戸」。
それはただ空間を仕切るための道具では無いのかなと、、、
物語の中ではその向こうに何があるのか
開けると何が始まるのか、モンスターが出てくるのか
映画や物語の中ではそんな想像を掻き立てる使い方をしています
『アリスの不思議の国』では、小さな扉をくぐってアリスが不思議の国に入り込みます。
『ナルニア国物語』では、クローゼットの奥が別世界に通じています。
『アラジンと魔法のランプ』では「開けゴマ!」の呪文で秘密の扉が開きます。
『青ひげ』の物語では、絶対に開けてはいけない扉が鍵を握る展開になります。
こうした扉は、「境界」であり、「秘密」であり、そして「冒険の入り口」でもあります
私たちがつくる扉も誰かの暮らしの入口なのかもしれません
障子を開けると、優しい光と風が通るリビング
引戸の向こうに家族が集まる団らんの場
物語や曲にインスピレーションを得た生活を描いている方もいらっしゃると思います
具体的な写真、では伝えることの難しい部分もありますし
そんな理想の一部を建具が叶える要素になれればと思います
伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした