こんにちは木工定食です
市内のお寺さんからご相談いただいた製作物のご紹介です
法事の際に使用する什器のい製作の相談をいただきました
基本的には現在使用している台の寸法での製作になります
全部で3種類の台の製作になりますが
組み合わせによって使い方を変えれる要望でしたので寸法を少し改良して製作しました
材料は現在使用している台はラワン材で造られていますが
近年ラワンで材料を探すと高くなる事と必要な寸法の材料が入手しづらい事もあり
吉野の桧材で提案させていただきました
昔はラワン材が良く流通していて安価な材料の代名詞だった様ですが
だいぶ前から希少な材料になってしまった様です
現代では設計士さんやデザイナーさんが意匠的に選定する場合があるという感じです
まずは①の台になります祭壇の様な使い方をするのですが
場合によっては棚板を外して使用する事もできる様にとの要望で
天板上の2段は取り外せる仕様にしています
脚端部には移動できる様にキャスターをつけてあります
設置する部屋の床がタイルカーペットなので双輪のキャスターで選びました
単輪よ床材にめり込みにくいので使用感が楽だと思います
ちなみにスガツネの対荷重80kgの物で選びました
桧材は無節になります
伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした