こんにちは木工定食です
ゴールデンウィーク明けの1日目です
連休中は伊豆国市も交通量が多くコロナ前の感じに戻ったような様子でした
という事で今日から営業しておりますのでよろしくお願いいたします
連休前に取り付けが完了した案件のご紹介です
今回のご依頼内容は簡単に言うと
扉から家具的な扉に作り替える内容です。
ご要望的には普段は
書棚の様な見え方と使い方でたまに人が出入りをしたいので開閉したいとのご依頼でした。
初めの提案では箱状の書棚家具を製作して
普通蝶番で既存の枠に取り付けるプランで提案させていただきましたが
蝶番が見えないような見え方で
一見開閉できるようには見えない感じにしたいとの事で話がまとまりました
そうすると普通の蝶番ではなく隠し蝶番という金物を使用すれば可能になります
この隠し蝶番ですが普段はあまり使わないのですが
耐荷重をクリアできる物があるか問題だな〜と思いながら調べたら
スガツネ工業さんで出ていました。
その名も HES3D-E190型 耐荷重は3個使いで125kgです
これなら本を入れても余裕のある対荷重です
と言う事でやるならこの金物を使用しないと実現できないので
金物の選定は一択となりました
再度見え方と細部の造りを考えて提案に伺い製作の依頼をいただきました
施工前後の画像です↓
施工前の既存のドアです
奥の部屋は普段納戸ような使い方なのであまり出入りしなので
今回のような構想が出ました
工場で家具的な扉を製作後取り付けました
蝶番や取手も一見目に入らないので
壁に家具が収まっているような感じに見えます
開いた感じです
書棚の奥行きは30cm位あります
人が通れる幅は42cm位になりましたが十分通る事ができます。
正面からの開閉用に書棚の側面板の内側に指を掛ける溝を造り
目立たない様になっています
これもお施主さんのご要望です
完成した後も喜んでいただけてよかったです
今回案件は普段やるような内容ではありませんでしたが
イメージ通りの仕上がりにできました
使用感もしっかりしていてスガツネの隠し蝶番も良い感じでした
伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした