2013年2月18日月曜日

椅子の修理(アンティーク編)

壊れた椅子が持ち込まれてきました
一見壊れているのか?というような感じに見えますが…

おそらくですが座の裏側の棒が折れてしまって重さが分散されず
一カ所に力が架かってしまったので接合部が耐えきれなかったようです
という事でまずは座面裏の棒を作ります
全体の形に違和感の無いようにボーズ面をとって丸くやさしい印象に仕上げます
そして形だけではしょうがないので色も本体に合わせて着色します
こんな感じですね、ほぼ違和感無く塗り上がっています
そして取付です
背もたれの部分写真撮りわすれましたが、粉砕していた箇所も
もう一度接着剤を使いクランプで圧を加えて治しました
色も形も自然な感じにできました
全体年数が経っているので照りが無かったのですが
クリアラッカーを全体に塗り直したので綺麗にツヤが戻りました
細かな傷も手を加えなおすとアンティーク感が出てきますね