こんにちは木工定食です
以前にも他の物件で紹介しましたが
障子の修理の依頼を問い合わせ頂く事があるので内容の紹介です
障子の細い部材の事を
桟(さん)とか 組子(くみこ)と言います
電話で障子の細い部分が折れちゃったけど直る?と聞かれる事もあります
この部材だけの入れ替えや修理は8割方可能です
たまに建具自体を造り換えないとダメですか?と思われるお客さんもいますが
大抵修理で可能です
この建具は真ん中の縦一本の破損です
まずは紙を剥がして
破損した部分を撤去します
次に本体と同じ材料で
同じ寸法に加工した部材を造ります
部材を元の組子を壊さないように慎重に入れ込んで完了です
新しい部材は白く目立つのが気になるという方は
着色をして周りの部材と違和感ないように着色しています
着色した部分です
加工と塗装が終わったら紙貼りをして完成です
この他に桟の修理でも接着剤を入れてクランプで挟めば元に戻る場合もあります
その程度でした自分で修理も可能で費用も一番安く済ませれると思います
今回紹介した桟の入れ替えは基本的に
破損した部材が無くなってしまっていたり
破損が酷くて接着剤で直らない場合の手段と考えて下さい
その際には御気軽にご相談ください
伊豆の国市 建具屋 山口木工所でした